2026年度改定に向けた課題整理「物価対応その1」
2026/01/09
今回は、2026年1月9日開催の中医協総会において示された「物価対応その1」についてまとめられた課題・評価の方向性を整理していきます。
■ 物価対応その1
▼外来:初・再診料での段階的対応
【直近の悪化分(2024年度〜)】 経営環境の悪化を補うため初診料・再診料のベースアップ(増額)で対応。
【直近の悪化分(2024年度〜)】 経営環境の悪化を補うため初診料・再診料のベースアップ(増額)で対応。
【将来の変動分(2026年度〜)】 一時的な増額ではなく「物価変動に連動する評価項目」を新設し、恒常的な仕組みとして組み込む。
▼入院:特性やコスト構造に応じた上乗せ
【メリハリのある評価】 全律一律ではなく、コスト構造が異なる入院料(グループ別)ごとに、1日あたりの点数に上乗せする形で評価を行う。 急性期は医療資源の投入量が大きいため、財源を一本化した上で「特定機能病院」「急性期病院」「その他」の3類型に分け、それぞれの実態に即した額を算出・評価する。
【メリハリのある評価】 全律一律ではなく、コスト構造が異なる入院料(グループ別)ごとに、1日あたりの点数に上乗せする形で評価を行う。 急性期は医療資源の投入量が大きいため、財源を一本化した上で「特定機能病院」「急性期病院」「その他」の3類型に分け、それぞれの実態に即した額を算出・評価する。
消費税増税時の手法を参考に、入院料ごとの「物件費(光熱費や消耗品費など)」が占める割合を算出する。回復期・精神・慢性期: 管理コストが比較的安定しているため、1日あたりの「定額」配分で分かりやすく支援する。
【高度機能医療(大学病院等)への重点配分】 高度な医療機器や設備を維持するために、物価高の影響をより強く受ける特定機能病院等に対し、その役割に見合った特例的な上乗せを行う。
(考察)
物価高騰への点数上乗せは、医療経営には不可欠ですが、患者負担に直結する側面があり、透明性と公平性に着目した審議が進められています。
▼2026年度診療報酬改定のポイント整理

