2026年度改定に向けた課題整理「個別事項18 医療DX」
2025/12/19
今回は、2025年12月19日開催の中医協総会において示された「個別事項18 医療DX」についてまとめられた課題・評価の方向性を整理していきます。
■ 医療DX
▼改定に向けた全体的な方向性
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【評価のフェーズは導入から活用へ】 「マイナ保険証の利用実績」「電子処方箋・電子カルテ・情報共有サービスの導入」「セキュリティ対策」の3つが揃っていることが、診療報酬上の高い評価を得るための最低条件に 。
(考察)
療担による「オンライン資格確認」の義務化を皮切りに、2026年12月に「マイナ保険証」への半ば強制的な切り替えに至り、次は「電子処方箋・電子カルテ・情報共有サービスの実装」が標的であり、これらの導入支援が2026年度改定の評価になるのは必定だといえます。
▼2026年度診療報酬改定のポイント整理

