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  • 2026年度改定に向けた課題整理「入院全般 働き方・タスクシフト/シェア1・病棟多職種ケア1・入退院支援1・リハビリテーション1・食事療養1」

2026年度改定に向けた課題整理「入院全般 働き方・タスクシフト/シェア1・病棟多職種ケア1・入退院支援1・リハビリテーション1・食事療養1」

2025/06/30
今回は、2025年6月26日開催の診療報酬調査専門組織(入院・外来医療等の調査・評価分科会)において示された「入院全般 働き方・タスクシフト/シェア1・病棟多職種ケア1・入退院支援1・リハビリテーション1・食事療養1」の課題を整理していきます。
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001510369.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001509365.pdf
 

今回示された課題は、2026年度診療報酬改定の見直しポイントになると考えられます。検討事項は、医療提供体制の再構築・入院医療の全体最適化に向けて、今後の論点になっていくでしょう。

 

■ 入院全般の課題

  • ▼看護職員の働き方・タスクシフト/シェア

    • 【看護職員配置加算】 看護師の配置人数によって点数が変わります。人員が不足している、または高齢化している病棟では、高い配置加算を算定しにくく、経営的な圧迫に繋がります。

    •  
    • 【夜間看護体制加算】 夜勤の回数増加やシフトの組みにくさは、この加算の算定要件を満たすための人員配置が困難になっていることを示唆します。無理な配置は、さらなる看護師の負担増大に繋がります。

    •  
    • 【特定行為に係る手順書作成加算・特定行為実施加算】 医師から看護師へのタスクシフト/シェアを推進するための加算ですが、「特定行為の実施」が18.0%に留まっている現状は、この加算が十分に活用されていないことを示します。研修修了者の確保や、実際に特定行為を担うための体制構築に課題があると考えられます。

    •  
    • 【看護補助者配置加算】 看護補助者の減少は、この加算の算定にも影響を与えます。適切な人員配置ができないと、看護師が看護補助者の業務を兼務せざるを得なくなり、本来の専門業務に集中できなくなります。

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    • 【全体】 人員配置基準を満たすための「点数」というインセンティブが、実態に即していない、または十分でない可能性があります。タスクシフトを促す点数が、現場での運用上の課題(教育・体制)により十分に機能していません。

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    • ▼病棟における多職種連携ケア

    • 【リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算】 多職種連携を評価する点数ですが、関連業務への各専門職の関与割合に偏りが見られます。特に管理栄養士の病棟配置が進まないことは、この点数の目的が十分に達成されていないことを示唆します。

    •  
    • 【栄養サポートチーム加算】 栄養管理の多職種連携を評価する点数です。届出施設数は増加傾向ですが、専門職の確保困難やメリット不足が未届けの理由として挙げられており、点数設定だけでは専門職の配置やチーム体制の構築が進まない現状があります。

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    • 【疾患別リハビリテーション料】 リハビリテーションの提供に対する点数ですが、回復期リハビリテーション病棟における短時間リハビリテーションが、専従者ではなく疾患別リハビリテーション担当者が空き時間に実施している実態は、この点数に紐づく人員配置の柔軟性や人員不足を示唆します。

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    • 【全体】 多職種連携を評価する点数が存在しても、専門職の絶対数不足や、現場での運用上の制約により、期待される連携が進みにくい状況です。点数算定が容易ではない、あるいは算定しても労力に見合わないと感じられる場合、多職種連携へのインセンティブが十分に働いていない可能性があります。

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    • ▼入退院支援

    • 【入退院支援加算・入院時支援加算】 入退院支援の取り組みを評価する点数です。しかし、地域一般入院料や療養病棟入院料では未届けの医療機関が多く、「専従の看護師や社会福祉士の配置が困難」という理由が挙げられることから、点数を算定するための人員確保が難しい現状が見て取れます。

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    • 【連携加算(入退院支援加算1の施設基準内の連携強化部分)】 医療機関と介護サービス事業所などとの連携を評価する部分です。連携機関数は増加しているものの、2040年を見据えた医療介護複合ニーズへの対応には、さらなる連携強化と、それを促進する点数上のインセンティブが必要です。

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    • 【全体】入退院支援の重要性は認識されているものの、点数算定に必要な「人」の確保が大きな壁となっています。点数が、病院間の連携や地域包括ケアシステムへの移行を十分に後押しできていない可能性があります。

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    • ▼リハビリテーション

    • 【疾患別リハビリテーション料】 リハビリテーションの提供自体を評価する点数ですが、急性期リハビリテーション加算における「入棟からリハビリ開始までの日数要件」の不在は、点数が早期介入への明確なインセンティブになっていないことを示します。結果として介入の遅れが見られます。

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    • 【全体】「早期介入」や「生活機能回復」といった重要なリハビリテーションの側面を評価する点数が、現状の運用や算定要件の中で十分に機能していません。点数が、リハビリテーション専門職の、より積極的な地域連携や退院支援への関与を促しきれていません。

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    • ▼食事療養

      【入院時食事療養費】 食材費の高騰により、引き上げられた点数が食材費の高騰を相殺するに留まり、質向上に繋がる余裕を生まない現状を示唆します。

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    • 【特別食加算・食堂加算】 患者さんの多様なニーズに対応した食事を評価する点数ですが、経費削減のために給食内容を変えずに納入方法や食材料の変更を行う施設があることから、これらの加算だけでは質の高い食事提供を維持・向上させるのが難しい実態が見えてきます。

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    • 【全体】 食事療養の点数設定が、食材費高騰といった外部要因の影響を受けやすく、質の維持・向上に直結しにくい構造になっています。医療機関は、点数内でやりくりするため、質向上よりもコスト削減を優先せざるを得ない状況にあります。

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(考察)

2026年度改定では「新たな地域医療構想を見据えた医療提供体制の再編」の一環として、入院料のみならず、今回の入院関連の見直しも重要になります。限られた資源の中で、医療の質を維持・向上させるためには、効率化と協働が不可欠であり、これらの課題も既存点数の要件強化・点数新設で補完されるでしょう。

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