マイナ保険証の医療費助成の利用促進、レセ改修の補助金申請を開始(支払基金)
2025/06/12
社会保険診療報酬支払基金は6月6日より、医療機関等向け総合ポータルサイトにおいて、マイナンバーカードを医療費助成(公費負担医療、地方単独医療費助成)の受給者証として利用できるようにするためのレセプトコンピュータの改修に係る補助金申請を開始した。
マイナンバーカードの健康保険証利用はマイナ保険証として保険診療・保険調剤として浸透し、次なるステップとして医療費助成への拡大を進めている。
医療費助成の受給者証及び診察券のマイナンバーカードへの一体化は、「自治体・医療機関等をつなぐ情報連携システム(PMH:Public Medical Hub)」を構築し、医療の質向上、国民の健康増進、そして利便性の向上を実現するための重要なステップとなる。
全国医療情報プラットフォームはオンライン資格確認システムを中心に、より広範なデジタルインフラを構築し、PMHを含む多様なシステムを統合して、患者の医療履歴や健康情報を一元管理・利用できる環境を目指している。これにより、医療サービスの質向上や診療効率化が期待されている。