2026年1月25日の介護福祉士国家試験よりパート合格制度を導入(厚労省)
2025/06/05
厚労省はこのほど、2025年度(第38回)介護福祉士国家試験(2026年1月25日実施)から導入される「パート合格(合格パートの受験免除)」制度について事務連絡を発出した。
「パート合格(合格パートの受験免除)」制度の導入は、介護人材の確保・育成という喫緊の課題に対し、介護福祉士の受験者数を増加させ、資格取得を促進することを目的としている。介護人材不足が深刻化する中で、国家資格である介護福祉士の資格取得を促進し、介護サービスの質を維持・向上させるための重要な一歩となる。
介護事業所は、採用市場における介護福祉士の資格の持つ意味合いが変化する点に留意し、この変化を前向きに捉えて、資格取得支援の強化(教材費や受験費用の一部補助等)を検討することが大切である。