第2期データヘルス計画の策定に向けて、計画策定の手引きを改定(厚労省)
2017/09/11
厚労省は9月8日、保健事業の実施計画(データヘルス計画)策定の手引きを改定した。「データヘルス計画作成の手引き」は、健康保険組合がデータヘルス計画を策定するに当たっての基本的な考え方及び留意点を示したものである。
今回の改定では、平成30年度からの第2期データヘルス計画の策定に向けて、全ての医療保険者が保険者機能をより一層発揮し、加入者の健康の保持増進に資する取組が円滑に進むよう変更が行われた。例えば、平成30年度から市町村国保の保険者努力支援制度が創設され、「保険者インセンティブ」が本格実施(平成28年度から特別調整交付金の一部を活用して前倒しで実施)となる点が追加された。
この他、関係者が果たすべき役割として、実施主体・関係部局や保健医療関係者の役割のほか、国保連と都道府県との連携等が明示された。