在宅復帰支援や入退院支援など、平成30年度改定に係る療養病棟の課題(厚労省)
2017/08/07
厚労省は8月4日、中医協専門組織の「入院医療等の調査・評価分科会」を開催し、平成30年度診療報酬改定に係る「療養病棟入院基本料」「障害者施設等入院基本料等」「有床診療所入院基本料」について議論した。
療養病棟については、データ提出加算の届出割合が約25%と低くデータ分析に資する取り組みや、在宅復帰支援機能として日常生活動作の機能維持に係るリハビリテーションの提供や入退院支援の取り組み、医療従事者における看取りに係るガイドライン等の普及とその活用に資する取り組みなどが課題となっている。