健保組合の平成29年度の経常収支は3,060億の赤字となる見通し(健保連)
2017/04/18
健保連は4月14日、「平成29年度健保組合予算早期集計結果」の概要を公表した。
この集計結果によれば、健保組合の平成29年度の経常収支は3,060億の赤字となる見通しとなった。後期高齢者支援金が全面的に総報酬額に応じた負担(総報酬割)となったことが経常赤字の原因となり、高齢者医療に対する拠出金額は前年度比 2,382 億円(7.23%)の大幅に増加し、3 兆5,323億円にまで膨らむ見込みである。
今後、このまま現役世代の保険料負担だけでは高齢者の医療費を支えきれなくなることが懸念されるため、抜本的な制度改革が必要とされている。
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