骨太2017の策定に向けて盛り込むべき社会保障に係る重要課題を確認(政府)
2017/04/03
政府は3月30日、経済財政諮問会議を開催し、人材への投資を通じて経済社会の生産性向上に向けた「骨太2017」の策定に係る盛り込むべき重要課題を確認した。
社会保障分野では、社会保障の効率化と国民生活の質向上に向けて、「薬価制度の抜本改革、インセンティブ改革への取組強化、診療報酬・介護報酬の同時改定に向けた基本的考え方、改革工程表に掲げた 44 項目の完全実行等」と「健康・予防、ターミナルケアの強化などアウトカムを重視した医療・介護サービスへの移行と国民生活の質(QOL)の向上」といった具体的な2つが挙げられた。
健康・予防分野は消費の活性化として新しい需要の喚起が今後の課題となっている。