がんゲノム医療推進コンソーシアム懇談会初会合、審議の方向性を確認(厚労省)
2017/03/28
厚労省は3月27日、「がんゲノム医療推進コンソーシアム懇談会」の初会合を開催し、コンソーシアム懇談会における審議の方向性を確認した。
コンソーシアム懇談会では、最新のがんゲノム医療を提供するためのフェアかつオープンで持続可能な仕組みを構築するため、がんゲノム医療提供体制に関する考え方や必要な機能と役割分担、段階的整備の考え方を整理し、診療や新たな医薬品等の開発に利活用する仕組みを構築していく。
がんゲノム医療とは「がん患者の腫瘍部および正常部のゲノム情報を用いて治療の最適化・予後予測・発症予防をおこなう医療行為」と定義される。
コンソーシアムの機能確保には、国民参加の推進のほか、高速ストレージと一体となったスパコン・クラウドサービス、人工知能システム、IoTなどの情報技術インフラの導入等が必要になっている。