平成27年国民健康・栄養調査報告を公表、食事・運動・喫煙を重点調査(厚労省)
2017/03/23
厚労省は3月22日、「平成27年国民健康・栄養調査」の結果を踏まえた報告書を公表した。
平成27年調査では、重点項目として栄養バランスのとれた食事、運動ができる場所、適正な休養の確保及び受動喫煙の防止など、社会環境の整備の状況について把握した。
その結果、若い世代ほど栄養バランスに課題があること、1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合が増加したこと、また受動喫煙の機会について場所別に見ると「飲食店」が最も高いことなどが明らかになった。
調査結果は、生活習慣の改善や健康管理の改善支援などで有効に活用され、生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底等に役立てられることが期待されている。