がん診断後の生存率、10年生存率は58.5%、5年生存率は69.4%に向上(がん研)
2017/02/16
国立がん研究センターは2月16日、がん診断後の生存率に関する情報を公表した。
2000~03年にがんと診断された人の10年後の生存率は58.5%だった。2006~08年に診断された人の5年後の生存率が69.4%となり、検診などによる早期発見の取り組みや、抗がん剤などのがん医療の進歩が生存率の向上につながったとみられる。
部位別で10年生存率が高かったのは前立腺がん、甲状腺がん、子宮体がん、乳がんなど、その一方で、膵臓がん、肝臓がん、胆嚢胆道がん、食道がんは30%未満と低かった。