医療用医薬品の取り違え事故防止、トレーサビリティの確保などを調査(厚労省)
2016/09/06
厚労省は9月2日、医療用医薬品における情報化進捗状況調査の結果を公表した。
この調査は、日本製薬団体連合会と日本医薬品卸売業連合会の協力により、医薬品の取り違え事故防止、市販後のトレーサビリティの確保、流通の効率化を推進する医療用医薬品のバーコード表示状況などを把握するために実施された。
必須表示項目のバーコード表示割合は調剤包装単位で概ね100%だった。任意表示項目の表示割合は、調剤包装単位で約0~18%、販売包装単位で約4~31%、元梱包装単位では約58~72%となり、医薬品流通における安全の確保が進められている。