未来への投資を実現する経済対策を閣議決定、介護人材の処遇改善を継続(政府)
2016/08/03
政府は8月2日、日本経済再生本部に示した「未来への投資を実現する経済対策案」を閣議決定した。事業規模は28兆1,000億円となっている。
今回の経済対策では、一億総活躍社会の実現の加速として、介護分野においては「介護人材の処遇改善」で月額平均1万円相当を継続して実施するため、平成28年度補正予算及び平成29年度予算に計上する。この他、介護の受け皿を50万人分以上確保するための必要な予算措置を実施する。
医療分野では、「医療・健康データ利活用基盤高度化事業(総務省)」や「医療施設、高齢者施設等のスプリンクラー整備、耐震化等(厚労省)」が対策に盛り込まれた。