疑義解釈その5を公表、重症度、医療・看護必要度に係る疑義を整理(厚労省)
2016/07/01
厚労省は6月30日、平成28年度診療報酬改定に係る疑義解釈その5を公表した。医科5問、歯科4問(調剤なし)の疑義が整理されている。
入院基本料に係る一般病棟用の重症度、医療・看護必要度に係る評価票 評価の手引き」について、「7 専門的な治療・処置」の「⑪ 無菌治療室での治療」の留意点に、個室であることが求められているが、個室ではないが多床室においてパーテ-ションなど個室に準ずる状態で、室内の空気清浄度等の基準を満たしていれば、当該項目に該当するとしている。
この他、地域移行機能強化病棟入院料の施設基準における「当該保険医療機関に1年以上入院していた患者のうち、当該病棟から自宅等に退院した患者」について、身体合併症の診療のために別の保険医療機関に短期間転院し、引き続き再度当該医療機関に転院した患者のうち、当該保険医療機関の入院期間を合算して1年以上の場合、再入院の入院期間が通算される入院である場合に限り、当該保険医療機関の入院期間を合算して1年以上の患者を含めることとした。