平成26年度介護保険事業状況報告を公表、被保険者は100万人増(厚労省)
2016/06/15
厚労省は6月13日、平成26年度介護保険事業状況報告を公表した。
平成27年3月末現在、第1号被保険者数3,302万人で、対前年度+100万人となった。要介護・要支援認定者数は606万人で、対前年度+22万人増となった。
居宅(介護予防)サービスの受給者数は累計4,492万人、要支援1~要介護2の軽度者が72.1%を占めた。地域密着型(介護予防)サービスの受給者数は累計462万人、要介護3~要介護5の中重度者が56.1%を占めていた。施設介護サービスの受給者数は1,078万人、要介護3~要介護5の中重度者が82.4%を占めた。
サービス別の1人あたりの給付費は介護療養型医療施設の35.2万円/月が断トツに高く、介護老人保健施設(老健)で26.6万円、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護で25.1万円、介護老人福祉施設(特養)が25.0万円と続いている。