医薬品販売制度実態把握調査の結果を公表、ルールの徹底求める(厚労省)
2016/06/14
厚労省は6月10日、医薬品販売制度実態把握調査の結果を公表した。
調査結果では、店舗での要指導医薬品の販売における「購入者が使用者本人であることの確認」やインターネット販売での第1類医薬品の販売において「情報提供があった」などの項目で、前回に比べて改善が見られるものの、すべての薬局・薬店において実施されていない状況が確認された。
特に、インターネット販売における販売ルールの徹底に課題が見られた。厚労省では実態確認、改善指導を行うとともに、関係団体に制度の遵守徹底を依頼し、販売制度の定着に取り組むとしている。