将来の医師需給推計を踏まえて検討会の中間取りまとめを了承(厚労省)
2016/05/23
厚労省は5月19日、医療従事者の需給に関する検討会を開催し、下部組織である医師需給分科会の中間取りまとめを了承した。
中間取りまとめによる将来の医師需給推計では、上位の需要推計で平成45 年(2033年)頃に約32万人で医師需給が均衡し、平成52年(2040年)には医師供給が約 1.8 万人過剰となる。中位の需要推計の場合には平成36年(2024年)頃に約30万人で医師需給が均衡し、平成52年(2040年)には医師供給が約3.4万人過剰となる。
他方、下位の需要推計の場合、平成30年(2018年)頃に約28万人で医師需給が均衡し、平成52年(2040年)には医師供給が約4.1万人過剰となる。今後は、医師の働き方・勤務状況等の現状や実態を正しく把握するために、新たな全国調査を行うとしている。