厚労省は5月18日、中医協総会を開催し、平成28年度診療報酬改定の結果検証に係る9つの特別調査の実施案について検討した。

 

調査の実施案の中には、「かかりつけ医・かかりつけ歯科医に関する評価等の影響及び紹介状なしの大病院受診時の定額負担の導入の実施状況調査（案）」や、「医薬品の適正使用のための残薬、重複・多剤投薬の実態調査並びにかかりつけ薬剤師・薬局の評価を含む調剤報酬改定の影響及び実施状況調査（案）」などがある。

 

今後は、検証部会で詳細をつめて今月中に総会で調査項目を決定し、10～12 月に調査を実施、来年1月に検証部会で調査結果を取りまとめて報告する予定である。