育児と介護のダブルケアの実態に関する調査、推計人口は約25万人(内閣府)
2016/05/13
内閣府はこのほど、育児と介護のダブルケアの実態に関する調査報告書を公表した。
同調査は、晩婚化・晩産化等を背景に育児期にある者(世帯)が、親の介護も同時に担ういわゆる「ダブルケア」問題が指摘されるようになっている傾向を調べるため、ダブルケアを担う者の人数(規模)、意識等の実態把握を目的として行われた。
就業構造基本調査により推計されるダブルケアを行う者の人口は約25万人(女性約17万人、男性約8万人)、年代は30歳~40歳代が多く、男女ともに全体の約8割を占めている。ダブルケアを行う男性の9割が「仕事が主」の有業者で、女性の半数は有業者であった。