電子処方せんの運用ガイドラインを策定、電子処方せん引換証の様式(厚労省)
2016/04/01
厚労省は3月31日、電子処方せんの運用ガイドラインを公表した。処方せんの電子化は、医療機関と薬局の連携や服薬管理の効率化等に資するだけでなく、電子版お薬手帳との連携により、患者自身の服薬情報の履歴の電子的な管理にも資する。
今般、「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する省令」(平成17 年厚労省令第44 号)の一部を改正し、処方せんの電磁的記録による作成、交付及び保存を可能とした。さらに、電子処方せんの円滑な運用や地域医療連携の取組を進め、できるだけ早く国民がそのメリットを享受できるよう、「電子処方せんの運用ガイドライン」を策定した。また、同ガイドラインにある「電子処方せん引換証」の様式も公表された。