第1号被保険者が減少する一方、要介護認定者が増加、認定率も上昇(厚労省)
2026/08/31
厚労省は8月27日、2024年度 介護保険事業状況報告を公表した。
第1号被保険者が減少する一方で、認定者が増加し、認定率も上昇していることは、介護保険制度を取り巻く構造の変化を示している。今後は、介護需要の増加に対応するだけでなく、限られた人材・財源でサービス提供を維持する視点がより重要になる。
【第1号被保険者は減少、認定者は増加】 第1号被保険者は前年度の約3,589万人から約3,584万人へ約5万人減少した一方、要介護・要支援認定者は約708万人から720.7万人へ約12.7万人増加した。被保険者が減少する中、介護を必要とする人は増加する構図となっている。
【認定率は19.4%から19.7%へ上昇】 第1号被保険者に占める要介護・要支援認定者の割合は、前年度の19.4%から19.7%へ0.3ポイント上昇した。認定者のうち要介護1が148.9万人と最も多く、次いで要介護2が121.4万人、要支援1が106.3万人となり、要支援1から要介護2までで認定者全体の2/3を占めた。

