病床数適正化緊急支援事業に係る手続き及びスケジュールを周知(厚労省)
2026/06/23
厚労省は6月22日、2040年を見据えた医療提供体制改革の一環として、病床数適正化緊急支援事業に係る手続き及びスケジュールを確認した。
【事業の主旨】 本事業は、人口構造の変化や医療需要の変化を踏まえ、地域の医療提供体制を見直すため、病床削減や休床を行う医療機関に対して財政的な支援を行うものである。病床適正化は、地域医療構想や2040年を見据えた医療提供体制改革の一環であり、今後の病院経営の舵取りを左右する判断材料となる。
【対象と支援額】 対象は、病院および有床診療所で、一定期間内に病床の削減または休床を実施する医療機関に対し、支援額は「病床削減:1床あたり410.4万円、休床:1床あたり205.2万円」と設定された。
【手続きの流れ】 医療機関は、病床削減・休床の内容や実施時期などを盛り込んだ申請書類を提出し、都道府県による確認を経て交付決定、その後支援金が交付される流れとなる。主な手続き項目は「削減または休床する病床数の確認、実施予定時期の設定、事業計画の作成、振込先等の登録」などとなっている。
【今後のスケジュール】 申請受付開始:2026年6月23日~、病床削減・休床の実施期限:2027年3月31日まで。医療機関にとっては、支援金の活用だけでなく、減床後の経営体制をどう設計するかを検討したうえで判断していく必要がある。

