2027年度介護報酬改定に向け、通所・短期入所は在宅支援機能の強化(厚労省)
2026/06/16
厚労省は6月15日、社会保障審議会介護給付費分科会を開催し、2027年度介護報酬改定に向けて、通所サービスと短期入所サービスの論点を確認した。
【通所・短期入所サービスの特徴】 通所・短期入所サービスは、高齢者の重度化・認知症高齢者の増加・医療ニーズの高まりに対して、地域包括ケアシステムの中でどのような役割を果たすかが共通テーマとなっている。
重点ポイントとして、①認知症対応力の向上、②医療・介護連携の強化、③リハビリ・自立支援の推進、④人材不足への対応(ICT活用・生産性向上)が示されている。
【他サービスとの違い】 「施設サービス=生活を支える最終的な受け皿」、「訪問サービス=自宅で暮らすための直接支援」、「通所・短期入所サービス=自宅生活を継続するための予防・調整機能」という形で在宅支援機能が重視されている。
【通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護】 地域ニーズへの対応とサービスの質向上が論点となっており、「地域密着」「認知症対応」「自立支援」「生産性向上」がキーワードとなる。
【療養通所介護】 医療ニーズの高い利用者への対応強化が論点となっており、「医療的ケア」「看護体制」「重度者対応」がキーワードとなる。
【通所リハビリテーション】 リハビリ機能の強化が論点となっており、「生活機能改善」「リハビリ効果の評価」「医療・介護連携」がキーワードとなる。
【短期入所生活介護】 在宅生活の継続を支える役割が論点となっており、「在宅支援」「レスパイト(介護者の負担軽減)」「緊急対応」がキーワードとなる。
【短期入所療養介護】 医療・介護ニーズの高い利用者への対応強化が論点となっており、「医療連携」「在宅復帰支援」「重度者対応」がキーワードとなる。

