中東情勢を踏まえた医療用手袋の放出、購入の手順や手続きを周知(厚労省)
2026/05/21
厚労省はこのほど、中東情勢を踏まえた医療用手袋の放出に関する情報を更新した。以下、医療機関等が医療用手袋を購入する際のポイントを整理する。
【備蓄分放出の背景と購入対象】 中東情勢の影響で医療用手袋の供給に不透明感が生じ、一部の医療機関で確保が困難となっているため、国がパンデミック備蓄分(まずは5000万枚)を放出する。対象施設は、病院、診療所、訪問看護事業所、薬局、助産所とされている。
【購入の条件】 「在庫量 <(1週間の想定消費量 - 1週間の購入見込み量)× 4」の計算式を満たし、在庫が1ヶ月以内に尽きると見込まれる場合が対象となる。特定のサイズ(Sサイズのみ等)が不足している場合は、そのサイズの在庫量で判断して差し支えない。
【購入数量と価格】 G-MISで回答した「1週間の想定消費量」の2週間分を、1000枚単位で切り上げた量まで購入可。放出されるニトリル手袋は品質規格(ASTM/EN規格)に適合し、使用推奨期限も1年以上残っている。
販売価格は1セット(1000枚)あたり5,980円(税込)、1セット(10箱)を最小単位で、セットごとにサイズ指定が可能。送料は原則無料で時間指定のみ税込385円が別途かかる。購入した手袋の営利目的の転売は禁止されているが、近隣施設への無償譲渡は推奨されている。
【申請および配送スケジュール】 毎週水曜日の17時に申請締切、締切後の金曜日までに、国および都道府県が要請内容を確認する。要請締切の翌週半ば頃に、販売業者(アスクル)から購入用URLがメールで届き、サイトでの購入手続き完了後、数日以内に配送される。
【購入の手順と手続き】 「G-MISでの要請(週次調査への回答と緊急配布要請の実施)」と「アスクルサイトへの登録(専用サイトでの施設情報登録、G-MIS上の医療機関コード(10桁)が必須)」の2点を行う必要がある。

