2026年度冬頃の全国運用を目指し、電子カルテ情報共有サービスの検討(厚労省)
2026/04/27
厚労省は4月24日、健康・医療・介護情報利活用検討会医療等情報利活用ワーキンググループを開催し、2026年度冬頃の全国運用を目指す電子カルテ情報共有サービスの検討事項を確認した。
電子カルテ内情報の共有方法の見直しや、共有による現場の負担、患者の混乱を防ぐための対応案が検討ポイントとなっている。
【感染症・傷病名情報の共有】 感染症は医療機関間の登録時に即時共有するが、患者向けには医師の判断(フラグ登録)を経て共有する運用とする。傷病名は医療機関へは全情報を共有し、患者へは誤解を防ぐため医師が選択した情報のみを共有する。「転帰」や「終了日」は患者向け共有から除外される。
【アレルギー・検査情報の標準化】 アレルギー情報はアナフィラキシー症状(疑い含む)を優先対象とし、システム上は一律で重症度「高」と扱う。食品28品目はJFAGYコードの使用を推奨する。検査単位の登録時は医療機関現用の単位を許容するが、患者の利便性向上のため、将来的な単位統一や変換表の作成を検討する。

