戦略17分野の1つ、医療DX基盤の位置づけや今後の推進策を確認(政府)
2026/04/20
政府は4月16日、日本成長戦略会議の戦略分野分科会において、戦略17分野における「主要な製品・技術等」とその官民投資ロードマップ素案を確認した。戦略17分野のうち、医療DX基盤の整備が「デジタル・サイバーセキュリティ」分野における主要な製品・技術等の一つと位置づけられている。
【医療DX基盤の整備における基本方針】 医療DX基盤は、政府や地方公共団体のDX基盤と同様、国民生活に不可欠なサービスを支える重要インフラとなる。サイバー攻撃や大規模災害時にも機能を維持できる強靭性の確保が求められている。
【医療DX基盤の整備に向けた推進策】 高いセキュリティ、耐災害性、自律性を備えた国内クラウドの整備が推進される。これには新たなセキュリティ技術の導入や、国内クラウドへの投資・利用拡大が含まれる。
「創薬・先端医療」分野との連携により、ライフログデータ等を活用したヘルスケア関連サービスの提供が主要技術として挙げられている。バイオ医薬品や再生医療等の分野においては、国内生産基盤を構築し、国内の医療ニーズへの対応と海外市場の獲得を同時に目指す方針が示されている。
【医療DX基盤の整備における期待効果】 公共分野におけるDX基盤の率先した導入が、民間企業の技術向上や官民一体となったデジタル化を推進する起爆剤になると期待されている。官民のデジタル化を支える国内エコシステムを構築し、高度なサービスを安全に提供できる体制の確立を目指している。

