麻しんの発生に関するリスク評価、大型連休に厳重な警戒が必要(厚労省)
2026/04/16
厚労省は4月13日、国立健康危機管理研究機構(JIHS)が公表した日本における麻しんのリスク評価の結果を踏まえ、麻しんの現状とリスクを整理した。
【麻しんの現状】 麻しんは非常に強い感染力を持ち、先進国でも1,000人に1人が死亡するとされる感染症である。日本は2015年にWHOから排除認定を受けたが、2026年1月から3月29日までの国内発生報告数は197例に達し、2020年以降で最多となっている。諸外国での流行継続に伴う輸入事例のほか、国内のイベント会場、飲食店、家庭、学校等での二次感染を含む感染伝播が発生している。
【行政の対応とリスク評価】 厚労省は2026年2月に医療機関や海外渡航者への注意喚起を実施し、2026年3月末には予防接種の積極的な推進等を周知した。現状の対策では、今後数か月間にわたり症例の発生が継続すると予測され、特に人の移動が活発化する大型連休など、感染拡大への厳重な警戒が必要であるとした。

