2025年度版健康スコアリングレポート公表、健康経営を推進する指標(日本健康会議)
2026/02/04
日本健康会議は2月3日、2025年度版(2024年度実績分)健康スコアリングレポートを公表した。
健康スコアリングレポートは、「健康経営」を推進するために作成した指標であり、企業の健康状態を「偏差値」や「平均との比較」で示した通信簿のような位置づけとなる。以下の主体による活用が望まれている。
1. 経営者:意思決定と宣言
【現状の把握】自社の健康リスク(肥満、喫煙、高血圧など)や医療費の立ち位置を客観的に認識する。
【投資の判断】レポートを根拠に、健康経営への予算投入や人的資源の配分を決定する。
【メッセージの発信】従業員に対し、「わが社の課題はこれだ」と改善に向けたコミットメントを示す。
2. 人事・労務担当者:具体的な施策の策定
【重点項目の特定】全組合平均より劣っている項目(例:特定保健指導の実施率が低い、など)を特定し、優先的に対策を練る。
【コラボヘルスの推進】健保組合と同じデータを見ることで、「共通言語」を持って対策を協議する。
【認定取得への活用】「健康経営優良法人」の認定申請における現状分析データとして利用する。
3. 健保組合(保険者):企業への働きかけ
【コンサルティング】各企業担当者に対し、データに基づいた具体的な改善案を提案する。
【保健事業の最適化】医療費の伸びや生活習慣病の傾向に合わせ、重症化予防などの事業内容を調整する。

