2025年度介護分野の職員の賃上げ・職場環境改善支援事業の実施要綱(厚労省)
2026/01/07
厚労省は12月25日、介護保険最新情報vol.1454として、2025年度介護分野の職員の賃上げ・職場環境改善支援事業の実施要綱などを周知した。
今回の支援事業では、2026年度の介護報酬臨時改定を前に、2025年12月16日から緊急的に処遇改善の付加を実施する。本事業の主眼は、他業種との賃金格差を是正し、深刻化する人材不足に即効性のある対応を行うことにある。
- 基準額:2026年12月の報酬額を基準とし、半年分の補助額を一括で算出
- サービス種別による交付率:訪問介護では最大26.4%、特養では最大23.4%など
- 賃金改善:原則として基本給や諸手当、賞与に充当
- 申請:都道府県知事への計画書提出が必要
- 受給:国保連口座への一括振り込みが予定
- 透明性の確保:賃金改善の具体的な内容は書面等で全職員に周知、職員からの照会に対しては誠実に回答する義務
- 賃上げ実施(必須):既存の処遇改善加算の算定が前提
- 生産性向上協働化・職場環境改善:ケアプランデータ連携システムの導入や社会福祉連携推進法人への所属、業務の見える化や適切な役割分担、この上乗せ分は事業所の裁量で介護職員以外の職種(事務員、調理員等)への配分が可能

