OTC類似薬の薬剤自己負担見直し、特別の料金を徴収する仕組みを導入(厚労省)
2025/12/25
厚労省は12月25日、社会保障審議会医療保険部会と高額療養費制度の在り方に関する専門委員会の合同会合を開催し、OTC類似薬の薬剤自己負担見直しのポイントを確認した。
既存の「長期収載品の選定療養」と同様に、OTC類似薬を患者が選択した場合に、特別の料金(25%)を徴収する仕組みとする。
対象となる医薬品は、OTC医薬品と成分・投与経路が同一で、一日最大用量が異ならない医療用医薬品が対象となる。具体的には、鼻炎薬、解熱鎮痛剤、風邪薬、胃腸薬、皮膚疾患用薬など、77成分(約1,100品目)が機械的に選定されている。
医師が医療上必要であると判断した場合や例外とするケースが争点となっている。

