職員数と要介護認定者数の推移を整理、職員数は23年間で約4倍に増加(厚労省)
2025/12/22
厚労省は12月19日、介護保険制度が始まった2000年度から2023年度までの職員数と要介護認定者数の推移を整理した「介護職員数の推移」を更新した。
2023年度の介護職員数は215.4万人となり、前年度の214.9万人から約0.5万人増加した。制度開始時の2000年度(54.9万人)と比較すると、約23年間で約4倍にまで増加し、一貫して右肩上がりの傾向が続いている。施設系や通所系の職員数は、近年大きな変動なく推移していた。
要介護(要支援)認定者数は705万人に達し、認定者数の伸びに比べると、職員数の増え方は近年やや緩やかになり、現場の一人あたりの負担増に直面している。

