2026年度診療報酬改定の基本方針案、重視する一部を骨子案から加筆修正(厚労省)
2025/12/04
厚労省は12月4日、社会保障審議会医療保険部会を開催し、2026年度診療報酬改定の基本方針案をもとに審議し、医療保険部会として了承した(※12月8日の医療部会での了承を得て、その後に最終決定される見通し)。
前回の骨子案から基本方針案へと変更になり、大きな変更点はないが、重視する一部を加筆修正した。
- 経済・財政との調和を図りつつ、現役世代の保険料負担の抑制努力の必要性を踏まえながら、限られた人材の中でより効率的・効果的な医療政策を実現する
- 必要な処遇改善等を通じた、医療従事者の賃上げ・人材確保のための取組を的確に進める
- 地域医療構想に基づき、医療機関の機能に着目した分化・連携・集約化を図る
- 地域において重症患者の訪問診療や在宅看取り等を積極的に担う医療機関・薬局の評価
- 医療DX推進に関して、必要な国の対応を検討しながら、その推進により、国民の健康の増進、地域医療連携の円滑化...を実現する

