高度急性期・急性期医療とデータ提出加算の見直しに向けた論点の整理(厚労省)
2025/11/26
厚労省は11月26日、中医協総会を開催し、2026年度診療酬改定に向けて入院医療その7(高度急性期・急性期)、個別事項その9(データ提出加算)について審議した。
高度急性期・急性期では、真に急性期・重症度の高い患者を診ている医療機関を評価(それ以外を排除)するという一貫した方針のもとで、看護必要度の施設基準の見直し、内科系疾病に関連したA・C項目の追加が論点に挙げられた。
データ提出加算は、医療DXを推進する上での極めて重要な基盤として位置づけ、医療データの標準化、収集、利活用を促し、医療DXの目標達成に直結する役割を担っている。精神病棟入院への拡大、療養病棟の適時化などが論点となっている。

