有効期限切れに気づかない従来保険証の持参患者への暫定措置を周知(厚労省)
2025/11/19
上野厚労相は11月18日、閣議後の会見で、マイナ保険証を基本とする仕組みへ移行する12月2日以降の医療機関・薬局での対応について説明した。
従来の保険証の新規発行が昨年12月に停止し、その後の経過措置が今年12月1日に全て終了することに伴い、移行後の暫定的な運用として、マイナ保険証や資格確認書を持参せず、有効期限切れに気づかないままで従来の保険証を持参して医療機関等を受診した患者に対し、保険者にかかわらず、これまで通りの窓口負担で受診できる運用を2026年3月までは暫定的に行う点を説明した。
厚労省は、11月12日付の事務連絡で医療機関等での暫定措置の取扱いを周知している。

