リハビリの見直しは実績・機能の重視と効率提供形態の適正化を重視(厚労省)
2025/11/14
厚労省は11月14日、中医協総会を開催し、2026年度改定に向けて入院医療その5、在宅医療その4、長期収載品の選定療養について審議した。
入院医療その5では、リハビリテーションに関して「アウトカム(結果)に基づいた質の高いリハビリテーションの推進」と「医療資源の効率的な活用と提供体制の適正化」に焦点を当て、リハビリテーション機能が正しく評価されるよう、評価の公平性が論点になった。
在宅医療その4では薬局における訪問薬剤管理指導のテコ入れとして、多職種連携・情報共有の強化と評価、高度な薬学的管理の評価をはじめ、集合住宅や有料老人ホームなどの施設入居者への訪問の適正化などが検討された。長期収載品の選定療養についてはさらなる患者負担を強いる見直しが検討されている。

