訪問介護等における包括的な評価など、地域の実情に応じた仕組みを検討(厚労省)
2025/11/11
厚労省は11月10日、社会保障審議会介護保険部会を開催し、2027年度介護保険制度改正について審議した。
2040年を見据え、地域の実情に応じたサービス提供・事業の新たな仕組みとして、中山間地域等での人員基準の緩和や特例介護サービスの創設によるサービス継続に向けた仕組み、訪問介護等における包括的な評価の選択肢の導入検討、サービス維持困難な市町村での介護保険財源で事業(委託)としてサービスを提供する仕組み、地域資源を効率的に利用した既存施設の有効活用、事業者間の機能分化と連携の強化、大都市圏のニーズに対応した24時間対応サービス(定期巡回・随時対応型など)の強化・効率化などが検討された。

