スマートフォンでのマイナ保険証への対応に関する疑義解釈を整理(厚労省)
2025/09/22
厚労省は9月18日、医療機関等の窓口におけるスマートフォンでのマイナ保険証への対応に関する疑義解釈において、これまでと異なる取り扱いを周知した。
スマートフォンによるオンライン資格確認の運用は、2025年9月19日から開始、レセプト件数ベースの利用率への反映は2025年12月適用分からとなる。
【スマートフォンの読み取り環境がない場合の対応】
スマートフォンしか持参していない患者に対しては、やむを得ない場合に限り、患者がその場でマイナポータルにログインし、表示された資格情報画面で確認できれば、10割負担ではなく、3割などの負担割合で対応し、レセプト請求を行う。
【医療DX推進体制整備加算への反映】
患者のスマートフォンをカードリーダーで読み取ってオンライン資格確認を行った場合、マイナ保険証の利用者数として計上され、レセプト件数ベースのマイナ保険証利用率に反映される。ただし、スマートフォンによるオンライン資格確認が行えず、マイナポータル画面での確認の場合、利用率には反映されない。