高度急性期入院・入退院支援・外来・データ提出加算の課題と評価の方向性(厚労省)
2025/08/28
厚労省は8月28日、中医協の入院・外来医療等の調査・評価分科会を開催し、「高度急性期入院医療(その2)」「入退院支援(その2)」「外来医療(その3)」「データ提出加算(その2)」の課題と評価の方向性を整理した。
「高度急性期入院医療(その2)」では、救急・手術件数と重症度の関係をさらに分析し、遠隔支援の活用も視野に入れて、医師の配置要件を検討する。
「入退院支援(その2)」においては、病院の機能に応じた入退院支援の評価を検討し、救急から在宅への連携や、患者の意思決定支援を推進する。
「外来医療(その3)」では、複数疾患を持つ患者の全人的診療を評価する仕組みを検討し、特定機能病院と診療所の連携を促進する。
「データ提出加算(その2)」に関しては、データ提出の負担を軽減するため、入力項目の簡素化を進めつつ、データに基づいた医療機関の評価を推進するため、外来データのさらなる活用について検討していくことを確認した。