在宅医療に課題山積、高齢化・単身世帯の増加に対応急務、連携強化が鍵(厚労省)
2025/08/28
厚労省は8月27日、中医協総会を開催し、2026年度診療報酬改定に向けて在宅医療の現状と課題を確認した。高齢化と単身世帯の増加が加速する中、在宅医療の需要は今後も急増する見込みであり、供給体制の整備が急務となっている。
主な課題として、「需要増とマンパワー不足」「多職種連携の難しさ」「急変時・災害時の対応」が挙げられ、とりわけ平時や急変時に関わらず、円滑な情報共有に向けて、連携強化の仕組みとデジタル化対応が不可欠となっている。