高度薬学管理機能の機能分化、HIVと小児の専門医療機関連携薬局を検討(厚労省)
2025/07/15
厚労省は6月30日、薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会を開催し、高度薬学管理機能の機能分化として、HIV領域と小児領域の薬物療法における専門医療機関連携薬局の区分追加について検討した。
HIV領域における専門医療機関連携薬局の導入は、単なる制度の拡充を超えて薬局の社会的役割の根本的変革をもたらす。拠点病院とのHIV感染症の治療・副作用、アドヒアランス・薬物相互作用などの情報共有が不可欠である。
小児領域では、小児特有の薬物療法への的確かつ速やかな対応、住んでいる地域で対応可能なかかりつけ薬局への橋渡しが期待されている。