厚労省は6月26日、中医協の診療報酬調査専門組織入院・外来医療等の調査・評価分科会を開催し、2026年度診療報酬改定に向けて入院関連事項を審議した。

 

▶働き方・タスクシフト/シェア：看護職員・看護補助者の確保策の強化、ICT、AI、IoT等による業務効率化の更なる推進、看護補助者のタスク・シフト/シェア

▶病棟における多職種連携：リハ栄養口腔管理の一体的推進を評価する仕組みの強化、病棟管理栄養士の配置推進と役割の明確化・強化、給食関連業務とのバランスを考慮した体制構築の課題、栄養サポートチーム加算の算定要件の見直し

▶入退院支援：入院時支援加算の評価見直し、入院前連携による支援のさらなる充実・推進、協力医療機関の義務化や急変時・平時、各病棟の連携強化の評価

▶リハビリテーション：早期リハ介入のインセンティブ強化、生活機能回復に資するリハ評価の拡充、退院前訪問指導の実施率向上策と多職種連携の強化

▶食事療養：食事の質の確保、食材費高騰への継続的な対応、多様なニーズ対応