厚労省は6月19日、中医協の診療報酬調査専門組織入院・外来医療等の調査・評価分科会を開催し、2026年度診療報酬改定に向けて外来医療について現状の課題を踏まえて審議した。

 

高齢者医療の多様なニーズ、かかりつけ医機能の強化に向けた取り組み、生活習慣病管理の改善、そして情報通信技術を用いたオンライン診療の導入とその影響を踏まえて論点を確認した。

 

▶体制整備：かかりつけ医機能のさらなる強化と普及（時間外対応加算、機能強化加算）、診療データ提出の評価（データ提出加算）

▶診療行為：高齢者の生活習慣病管理（地域包括診療料・加算、生活習慣病管理料、小児かかりつけ診療料）

▶オンライン診療：D to P、D to P with D、へき地等における活用