保険診療でのがん遺伝子パネル検査の登録患者数が10万例に到達(C-CAT)
2025/05/13
がんゲノム情報管理センター(C-CAT)は5月8日、保険診療でのがん遺伝子パネル検査の登録患者数が10万例に到達したと発表した。
がん遺伝子パネル検査が国民皆保険のもとで開始されて 6 年を迎え、がんゲノム医療が広く行われるようになり、C-CATでは遺伝子変異の情報、臨床情報を収集し、治療の選択に役立つ情報を記載したC-CAT調査結果を医療機関に提供して、がん診療の支援が行われてきた。
加えて、C-CATに集約された情報は、日本のがんゲノム医療の実態の把握を可能とした。今後も、我が国のがんゲノム医療をよりよくしていくための基盤的な情報として、C-CATの情報を利活用した、日本人のがんの特徴を理解する学術研究や医薬品等の開発を進めていくとした。