OTC検査薬への転用促進、薬局におけるセルメ推進や関わり方を確認(政府)
2025/05/12
政府は5月1日、規制改革推進会議の健康・医療・介護ワーキング・グループを開催し、一般用検査薬への転用の促進や、セルフケアの推進及び適切なセルフメディケーションの実施などについて審議した。
現時点でOTC検査薬として薬機法に承認された検査項目は、尿検体の「尿糖・尿蛋白・妊娠検査・排卵日予測検査」、鼻腔ぬぐい液等の「新型コロナ・新型コロナ&インフルエンザ」の計6種類がある。
セルフケアの推進及び適切なセルフメディケーションの実施の観点から、血液検体を用いた検査薬のOTC検査薬への転用に係る検討が進められる中、薬局における検体測定室ガイドラインに基づく簡易検査の実施、かかりつけ薬剤師・薬局や健康サポート薬局における関わり方が課題となっている。
健康サポート薬局は薬機法改正(14日成立)を経て、届出制から「健康増進支援薬局」として都道府県の認定制度が導入されて刷新となる。