地方厚生局は3月31日、保険医療機関等電子申請・届出等システムの見直しにより、保険医療機関等から地方厚生局への申請・届出の電子申請が可能な施設基準の届出を18届出から113届出に拡大した。

加えて、これらの施設基準の辞退届も電子申請が可能となるなど、各種改善を実施した。この他、保険指定申請の更新や変更における6届出にも対応している。

 

保険医療機関等電子申請・届出等システムの利用を開始するには、2024年11月下旬から2025年3月下旬にかけて順次発送されている「ユーザID／初期パスワード」を用いる必要がある。システム導入のメリットとして、紙の申請様式を作成する時間や郵送期間が不要となったり、郵送費用が節約でき、ペーパーレス化を図ることが可能となる。入力漏れや入力誤り、計算誤り等の不備については、システムが入力チェックを行うため、再提出のリスクを軽減できる。

 

今回の見直しを含め、保険医療機関等電子申請・届出等システムの概要や、現時点で電子申請が可能な手続きの一覧はリーフレットで整理されている。