2024年度障害福祉サービス等従事者処遇状況等調査、加算取得は87.0%(厚労省)
2025/03/27
厚労省は3月27日、障害福祉サービス等報酬改定検討チームを開催し、2024年度障害福祉サービス等従事者処遇状況等調査の結果について報告した。
福祉・介護職員等処遇改善加算の取得状況は、加算取得事業所が87.0%となり、その種別(Ⅰ~Ⅴ)は、加算Ⅰを取得している事業所が約半数(49.5%)を占めていた。
加算の取得を行っていない理由をみると、「事務作業が煩雑」が32.4%、「届出に必要となる事務を行える職員がいない」が17.3%、「算定要件を達成できない」が15.2%となっていた。「事務作業が煩雑」と回答した事業所の具体的な事情をみると、「処遇改善計画書の作成」と「処遇改善実績報告書の作成」における事務作業が加算取得の大きな障壁となっていた。