厚労省は1月29日、中医協総会を開催し、期中改定および医療DX推進体制整備加算を答申した。

期中改定では、入院時の食費基準額の20円引き上げ、口腔機能指導加算及び歯科技工士連携加算の評価引き上げ、調剤報酬の特定薬剤管理指導加算の5点引き上げを4月に施行する。

 

4～9月に適用される医療DX推進体制整備加算では、加算1～3はマイナ保険証の利用率を1.5倍引き上げて点数をアップする。加えて、3月31日までの経過措置を実質的に継続する電子処方箋管理サービスの体制整備の要件を免除する加算4～6を新設する。

調剤では、体制整備の要件を免除した区分は新設されず、電子のみならず紙の処方箋を含む調剤した薬剤に関する情報を電子処方箋管理サービスへ速やかに登録することが要件化された点に留意しなければならない。