一般用医薬品濫用の現状、SNS投稿を真似た気軽さが濫用者増加の理由(厚労省)
2025/01/16
厚労省は1月17日、市町村セミナーを開催し、一般用医薬品の濫用の現状と拡大防止の取組について確認した。
濫用の現状では、一般用医薬品濫用をしても身体的な特徴や外傷がないため濫用者を見抜くことが困難である点、身体的特徴や外傷が無いことから販売者も濫用目的の購入なのかの判断が難しい点、若年者も気軽に濫用をすることができる点が特徴的であり、気軽さが一般用医薬品濫用者の増加理由の1つとなっている。
濫用を始めた動機は、お酒やタバコの未成年者の購入が難しくなってきたからODをする、ODは酒とタバコと同じような感覚で友達がやっている、SNSでODをしている投稿を見て自分もやってみようと思った等があるため、濫用のリスクを情報発信し、相談・支援体制を強化していくとした。