厚労省はこのほど、電子処方箋管理サービスにおける医薬品マスタ等の設定の取扱いについて注意を喚起した。医薬品マスタ等の設定において、意図されたものとは異なる医薬品が表示されてしまう要因となる場合があるため、「医療機関・薬局が医薬品マスタを紐付けする場合は設定誤りがないか必ず確認する」点、「特定の医薬品に特殊な事例を除き、ダミーコードを設定しない」点を周知した。

 

とりわけ医薬品の単位の設定に関しては、医療機関が「薬価基準上の単位と異なる単位名で電子処方箋管理サービスに処方情報を登録」している場合、薬局で処方意図と異なる表示の要因となることがあり、薬局に対し「これまでに応需実績のない医療機関から受け付けた場合は薬価基準上の単位か、薬価基準と異なる単位か注意して確認し、薬品補足コメントなども併せて確認」するよう喚起した。